■起伏ゲート
●背面支持方式
構 造 | 扉体を油圧シリンダーで起立・倒伏させる 油圧シリンダーを河床面より上に設置 スキンプレートは標準でステンレスを使用し、強度部材は鋼製である |
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特 長 | メンテナンスが容易 水位検知をフロートで行い自動倒伏が可能 |
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※23.2W×1.3H |
<機構上(メカニック)の特色>
1.堰体とシリンダーは、トラス構造(図1参照)を形成し、かつ堰体の重心Gは、支点(油圧シリンダーの先端)Pよりも下流側にあり、大きな倒伏力を持っています。したがって無負荷(水圧荷重がない場合)においても油圧回路が開けば確実に倒伏するよう設計されています。
2.起伏ゲート専用油圧シリンダー(図2参照)を工場内でセットするため、信頼性・確実性がよりアップしました。これにともない据付工事も従来の工法に比して、半分以下の工期で完了することが出来ます。
3.越流部に鋼管材料を使用しているため、有害な低周波の振動を防止しております。
※図1 | ※図2 |
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●トルク軸方式
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扉体シェル型構造 W16.1×H2.69-1基 兵庫県洲本土木事務所様 |
扉体横主桁型構造 W12.41×H1.57-2基 兵庫県神戸市西建設事務所様 |
■ローラゲート
構 造 | 扉体に4ヶ所のローラーを取付 扉体材質は鋼・ステンレス・アルミを選択 |
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特 長 | 大型水門に適用 開閉装置の能力を小さくすることが可能 |
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※可動(曲折)ラック式開閉器 |
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※電動鋼製1.7W×1.5H |
■スライドゲート
構 造 | 扉体材質は鋼・ステンレス・アルミを選択 開閉装置は手動・電動が可能で、ラック式・スピンドル式があります |
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特 長 | 小型水門に適用 扉体を2段にすることで取水の為の水位調整を可能にもできます |
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※電動ラック式鋼製 | |
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※エンジン発電機式鋼製 | |
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※ラック式鋼製 | |
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※2段ゲート3.0W×1.2H(2.5W×0.5H) | ※方水密スライドゲート(水路用ゲート) |
■フラップゲート
構 造 | 戸当り部に扉体を連結させる 扉体材質はアルミが多い |
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特 長 | 水圧による自動開閉で、本川から支川への逆流を防止する |
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※アルミ製2.14W×1.5H | ※アルミ製1.25W×1.25H |
■ゴム堰
ゴム引布製起伏ゲート
<構造概要と特徴>
水を堰き止める目的で河川に設置する可動堰です。
土木構造が簡単で落差も少なく、耐蝕性にも優れているので
緩勾配河川の防潮堤としても用いられる。
構 造 | 河川部にゴム袋体を設置し 空気を給気・排気し、起立・倒伏させる |
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特 長 | 河川断面形状を変更しないため 土木構造が容易である |
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